あんぽ柿
産地の特徴・歴史
南アルプス市は山梨県の西側にあります。
内陸性気候のため、寒暖差が大きく、果物の生産に適した気候の地域です。
国内最大級の御勅使川(みだいがわ)扇状地の上にあるため、水はけが大変よい土壌です。
これらの土壌や気候条件から山梨県内でも有数の果物作りに適した産地です。
あんぽ柿は加工品や保存食として古くから生産されてきました。
通常の干し柿と違い、渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させたもので、水分量が多くとろりとした食感が特徴です。
主な品種
平核無(ひらたねなし) | 大和百目 | 勝平 |
甲州百目 | 武田柿 |
出荷時期
あんぽ柿 | 10月中旬~(施設乾燥 加温) |
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11月下旬~(天日乾燥 露地) |
平核無 大和百目は柿のなかでも高糖度な品種なので、人気です。
また、大和百目と勝平は南アルプス市原産の品種です。