ＪＡ南アルプス市が運営する道の駅しらね農産物直売所で７月１３日から、大人気イベント「完熟桃の食べ放題」が始まりました。

７月１３日～１５日の３連休には同直売所に訪れた約１，６００人が管内で朝収穫したばかりの新鮮な桃を堪能しました。

今年は長雨、曇天による天候不順の影響により桃の入荷が少なく、イベント用に十分な量の桃を確保することが困難となっているが、多くの方にＪＡ産の桃を楽しんでもらうため、担当者が各共選所に呼びかけ懸命に対応しています。

イベントでは同直売所前の特設会場に大きなプールを設置、参加者は水に浮かぶ桃の中から好きな桃を選んで食べることが出来ます。

１３日は旬を迎えた桃「みさか白鳳」などを約６００㎏用意し、会場前には朝から数十名が並ぶほど盛況でした。

料金は小学生以上５００円、３歳以上３００円で、６０分間食べ放題。ＪＡ特産のおいしい桃を味わってもらおうと２００４年から始め、毎年県内外から多くの方が訪れます。

７月１３日から２８日まで毎日開催する予定となっていますが、桃の生育状況により終了時期が変更となる場合もあります。

直売所古郡晃職員は「今年は天候不順で桃が思うように集まらず苦戦している。食べ放題を楽しみにしている方たちにおいしい桃を味わってもらいたいので、天候の回復を祈りながらなんとか対応していきたい」と話しました。

千葉県から訪れた家族は「毎年来ていて、今年も楽しみにしていた。たくさん食べて帰りたい」と笑顔で話していました。

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