ＪＡ南アルプス市女性部加工グループのメンバー１１人は８月１日、ＪＡ豊支所加工所にて人気商品「桃のコンポート」の仕込み作業を行いました。

天候不順の影響で、傷がついたり形がいびつになったりして規格外となった桃を使用し、４００～４５０ｇほどのコンポートが入ったビン詰め６９本を作りました。

同品は同ＪＡが運営する道の駅しらね農産物直売所などで販売します。

桃はメンバーの１人が生産している「川中島白桃」を使用し、手作業で皮を剥きシロップ液と一緒にビンに詰め、熱湯でビンごと煮立てる煮沸作業を行いました。

メンバーは慣れた様子で手分けをし、素早く作業を進めていました。この後味を馴染ませるため１ヶ月ほど置けば完成となります。

桃を提供したメンバーは「今年は天候の影響で核割れが起きた果実が多かった。味は出荷したものと変わらず甘みがあっておいしいので、コンポートの完成が楽しみ」と話しました。

同グループは今後、黄肉種の「黄金桃」や加工用品種の「缶桃」を使った同商品の仕込み作業を行い、秋には３種類を販売する予定です。