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マスカットベリーAの出荷が始まりました(19.8.29)

 

JA南アルプス市は8月29日、早出しの生食用ブドウ「マスカットベリーA」の共選を開始しました。

同品種は赤ワインの原料としてよく使用され、近年は日本ワインの人気と共に醸造用の需要も高まっています。

JA三恵共選所ではこの日、生産者が持ち込んだ同品種約400㎏を全国の市場に出荷しました。初日の出荷量としては平年並みで、今後9月上旬のピークに向け増えていく見通しです。

今年は天候不順や日照不足の影響もあり、着色が難しい品種もある中、同品種は着色が良く食味も良好に仕上がっています。

同共選所芦沢竜昇営農指導員は、同品種について「最近は醸造用の出荷量が増え、生食用は減少傾向にあるが、甘さと酸味のバランスが良い、昔ながらのブドウの味がする同品種のファンも多い。旬の味覚をぜひ味わってほしい」と話しました。

JA管内では先週から統一共選を開始した「シャインマスカット」や、9月以降に出荷が始まる「甲斐路」など様々なブドウを生産しています。

JAは今年度、ブドウ全体で約1,260tの販売を計画しています。

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