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洋ラン「シンビジューム」出荷最盛期

 

JA南アルプス市管内の「ホーティカルチャーイイダ」では12月6日、洋ラン「シンビジューム」の出荷最盛期を迎え、約400鉢を出荷しました。

管内で同品種を生産しているのは同園だけで、11月から1月まで、約1万鉢を出荷します。

同園の飯田裕彦さん(63)は40年程前からランの生産を始め、現在約60aのハウス施設で約3万鉢、およそ40品種のランを栽培しています。

年末の贈答などで人気があり、全国各地に出荷される他、直売も行っているため農園に訪れて購入して行く方も多いそうです。

飯田さんは「ランは出荷出来る状態まで育てるのに3年かかり、1つの鉢が2~3㎏あるので運搬も重労働で大変。年齢もあるがあと10年は生産を続けていきたい」と話していました。

この日ランを購入するためハウスを訪れた市内の女性は「毎年ここでランを購入していて、ランと言ったら飯田さん。本当にきれい」と笑顔を見せていました。

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