西野支所桜桃生産委員会が農林水産省生産局長賞を受賞しました(20.2.20)
2020.02.25
JA南アルプス市西野支所桜桃生産委員会は、第21回全国果樹技術・経営コンクールにおいて農林水産省生産局長賞を受賞しました。このコンクールは全国の果樹を栽培する個人や団体を表彰するもので、同賞は農林水産大臣賞に次ぐ名誉ある賞です。
2月20日には、東京都港区のメルパルク東京にて表彰式が行われ、同委員会の手塚貴光委員長が出席し表彰状を受け取りました。
同委員会は平成30年、JAの名称変更と同時に旧部会を再編し、16名の生産者で発足しました。
西野支所管内は、日本で初めて集団で加温ハウスを導入した地域で、他産地との競合から観光サクランボ狩りに対応するなど、古くから先進的な取り組みを行っている地域です。
同委員会は雨よけハウスの導入による高品質化やマメコバチ導入による人工受粉の省力化、講習会を通じた栽培技術の定着などに取り組んでおり、また温暖化への対策として新品種改良に取り組み、平成29年には「アルプス紅扇」が出願公表されたことなどが評価されました。