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種なし巨峰 共選出荷開始(20.6.12)

 

ブドウの検査をする清水営農指導員

 

JA南アルプス市八田共選所では6月12日、ハウス栽培の種なしブドウ「巨峰」の共選出荷が始まりました。

この日は生産者から約80㎏が持ち込まれ、同共選所清水大樹営農指導員が着色や糖度を検査し、全国の市場に向け出荷しました。

清水指導員によると、今年は昨年より1週間ほど出荷開始時期が遅いものの、夜間の気温が低くなるなどの好条件が揃ったため、糖度も高く高品質な果実が期待できるということです。

また検査前には目合わせ会を開催し、同品種の生産者が集まり出荷規格を確認しました。

参加した生産者は「規格をしっかり守って出荷するので、JAには高値販売をお願いしたい」と話していました。

JA管内ではハウス栽培の「シャインマスカット」が7月上旬から出荷予定となっており、その後露地栽培のブドウにリレー形式で出荷が続いて行きます。

JAでは今後、ブドウ全体で約1,200tの販売を計画しています。

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