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桜本広樹山梨県議が桃のせん孔細菌病視察(20.6.17)

病斑の出た葉を確認する桜本議員(右)と案内する中澤組合長(左)

 

山梨県内で発生が確認されている桃のせん孔細菌病について、桜本広樹山梨県議会議員が6月17日、感染の確認されたJA南アルプス市管内の園地に視察に訪れました。

桜本議員は「同病については県議会でも話題になっている。なんとか防げるように手立てを講じたい」と力を込めました。

これは南アルプス市出身の桜本議員が、生産者から同病の被害を訴える声を聞き、現場の視察を希望して実現したもので、JA中澤豊一組合長をはじめとしたJA関係者、県庁職員が同行しました。

桜本議員は感染が確認された園の園主にも話を聞き、「おそらく例年よりも収穫量が20~30%は落ちると思う」と話す園主の声に真剣な様子で耳を傾けていました。

同病は桃の実や枝の傷、葉柄痕から細菌が感染し、果実や葉に穴が開く病気で、感染した果実は出荷することが難しくなります。

強い風や雨で病原菌が放散し感染が拡がるため、感染が確認された枝や葉を取り除き園地の外で処分が必要となることなど、農家の労働負担も大きいといいます。

JA中澤組合長は「同病に感染すると非常に大変で、収穫量も減って農家もつらい思いをしてしまう。県を挙げての防除対策をお願いしたい」と話しました。

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