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ブドウ新品種「ブラックキング」 統一共選開始(20.8.12)

ブドウを検査する長谷川営農指導員

 

JA南アルプス市は8月12日から、ブドウ「ブラックキング」の統一共選を開始しました。

「ブラックキング」は2年前に品種登録された新品種で、現在山梨県下のJAが出荷基準を統一し、JA全農やまなしがまとめて販売をすることで、品質を高め、ブランド化を推進しています。

「ブラックキング」は「ピオーネ」と巨峰系の「山梨46号」を掛け合わせた種なしの黒系ブドウ。1粒が20gを越える程大粒で、着色良好で食味も良いといった特徴があり、県オリジナル品種に指定されています。

この日、藤田共選所には約90㎏の「ブラックキング」が生産者から持ち込まれました。

同共選所長谷川智弘営農指導員は「今年は雨が多かったので品質が心配されたが、着色もしっかりした果実が集まったので安心した。新しい品種なのでまだ生産量は少ないが、今後伸びていくと思う」と話しました。

前日の8月11日には生産者に向け目合わせ会が行われ、生産者24人が参加し出荷基準を確認しました。

JAは今年度、ブドウ全体で約1200tの販売を見込んでいます。

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