ＪＡ南アルプス市女性部は８月１７日、櫛形キリスト教会で行われた子ども食堂「ぴちぱくキッチン」でエコバッグ作り教室を開き、集まった子ども達を指導した他、ブドウ「巨峰」５㎏を提供しました。

この活動は、世帯の貧困や地域との繋がりが薄いなどの子どもを取り巻く環境の問題を改善するため、地域の子どもたちに食事と学習の場を提供するもので、女性部も昨年の発足時から食材の提供で協力しています。

今回は初めて子ども達の教育活動に参加し、新聞紙を貼り合わせて作るエコバッグを制作しました。

指導した同女性部井上絹子副部長は「買い物袋を毎日届く新聞紙で作って、環境問題について考えてみましょう」と呼びかけました。

この活動では、以前は子ども達と大人が一緒に昼食を作り食育活動を行っていましたが、今回は新型コロナウイルスの影響により中止となりました。

そこで、食材の提供を野菜からデザートとして食べられるブドウに変更し、昼食時に参加者へ配布した。

担当するＪＡ生活指導課小野真知子係長は「新型コロナウイルスの影響で、料理教室など食育活動が難しくなっているが、少しでも食に興味を持ってもらえるような活動を模索して行きたい」と話しました。