大苗供給へ 苗木掘り起こし(20.12.4)
2020.12.08
JA南アルプス市は12月4日、南アルプス市と合同で行う果樹振興事業の一環で、JA管内の園地で大苗の掘り起こしを行いました。
同事業は地域の果樹農業を振興するため果樹苗木の助成を行うもので、この日はJAが数年間育成し成長した苗木を掘り起し選別しました。
ある程度成長した苗木を供給することで収穫までの時間を短縮出来るため、奨励品種への改植を促し地域農家の農業所得の向上を目指しています。
育成している苗木は、主力となる桃、スモモ、柿の3品目です。1m以上まで育った苗木をバックホーで掘り起し、枝の張り方や病害虫の有無などを確認し選別した後、土壌に掘った穴に苗木を寝かせ、土をかけて保存しました。
今後、あらかじめ注文を受けている当JA組合員に供給します。
手塚英男営農指導部次長は「大苗の育苗により早期成園化を進め、組合員の所得増大となるよう協力して行きたい」と話しました。