ＪＡ南アルプス市は１２月１１日、八田支所管内の上高砂地区集落センターにて、地域の女性が集まるサロン「秋桜の会」で女性部活動の一環である正月のしめ飾り作り教室を開きました。

八田支所管内は以前女性部の支部があり活動をしていたが消滅し、１５年以上支部のない状態が続いています。

ＪＡは持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）で掲げる持続可能な社会をつくるためには女性の活躍が重要と考えており、同支所管内の女性部の立ち上げを手助けしたいとサロンに提案し、活動体験教室を開催しました。

この日はサロンのメンバー７人が参加し、生活指導課の職員２人が講師となってしめ縄の編み方や縁起物の飾り付けなどを指導しました。

サロン代表の清水澄子さんは昨年、ＪＡが開催した別の地域のしめ飾り教室に参加しており、「何回やっても難しいです」と笑顔を見せました。

清水さんは今後もサロンのメンバーに女性部活動を勧めたいと話し、前向きな姿勢を見せています。

ＪＡは２０１８年から「１支所１支部」を目標に掲げ、女性部の支部がない地域でガーデニング教室を開いたりアンケートを実施したりするなど、積極的に支部の発足を働きかけてきました。

その成果もあり、昨年南湖支部が発足、４０名が活動を始めています。現在１６支所中１２支所の管内で支部活動が行われています。

ＪＡは今後も八田支所管内で女性部立ち上げに向け活動を継続すると共に、他の地域でも希望があれば女性部活動の体験教室を開くなど、活動を後押しして行きます。