冬期の直売所活性化へ 静岡県の特産品販売(21.1.16)
2021.01.19
JA南アルプス市が運営する道の駅しらね農産物直売所では、農産物が少なくなる冬期の来店者数を増やそうと、月に1度同店で静岡県の特産品を販売する取り組みを始めました。
1月16日には旬を迎えたイチゴやミカンの他、野菜や海産加工品を販売しました。
当JA管内は主にサクランボや桃、スモモ、ブドウなどのフルーツを生産しており、同店は5月末~翌年1月頃まではリレー形式で旬の地元農産物を販売しています。
特に夏期はフルーツ狩りなどを目的とした観光客の利用が増える一方、冬場は地域住民の利用が多くなり、来店者数の減少が課題となっています。
そこで冬期が旬の海産物、農産物が豊富な静岡県の㈱殿沢商会に依頼し、昨年11月から毎月第3土曜、日曜日の2日間、同店前の敷地で販売を始めました。
この日はイチゴ「きらぴ香」「紅ほっぺ」や三ヶ日ミカン、トマトなどの野菜やワカメ、ちりめん干しを販売。
来場者は「海産物が売っていて驚いた。次はもっといろんな種類を増やしてほしい」とリクエストしていました。
同店では来月以降も販売を続けていく予定で、夏期には静岡県で当JA管内の特産品を販売することも検討しています。