電話詐欺被害防ぐ 南湖支所、警察から感謝状(21.3.2)
2021.03.02
電話詐欺被害を未然に防止したとして、南湖支所金融共済係の市川美根子係長、同係北原恵美さんの2名が3月2日、南アルプス警察署から感謝状を贈られました。
市役所の職員を名乗る人物から「介護保険料の還付金がある」という連絡を受けた管内の60代の女性が、2月17日に「ATMで振込をしたい」と急いだ様子で同支所窓口に来店しました。
事情を聞いて不審に思った2人が同支所穴水一美支所長に話し、警察に連絡して被害を未然に防ぎました。
女性の元には重ねてJA職員を名乗る人物からの連絡もあったということです。
贈呈式には市川係長、北原さん、肥后久金融部長が出席し、同署秋山敦署長が感謝状を手渡しました。
秋山署長は「日頃から被害を未然に防ぐための教育がしっかりしていたことが、被害防止に繋がった。今後も窓口で積極的な声掛けをお願いしたい」と話しました。
市川係長は「私たちが話している間にも、お客様の携帯電話に何度も着信があり、焦らせているのだなと感じた。被害を防ぐことが出来てよかった」と胸をなで下ろしていました。
北原さんは「お客様が『コロナの時期だから対面ではなく、ATMを使うように指示された』と話していて、手口が巧妙だと思った」と話しました。