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女性向けの農業講座今年も開講(21.4.30)

富田さん(左)から桃の摘果方法を学ぶ参加者

 

JA南アルプス市は4月30日、百田支所管内の園地で令和3年度の果樹女性講座「モモ・スモモコース」を開講し、21人が参加しました。

この日は山梨県中北農務事務所の富田晃さんと村松甲斐さんを講師に招き、桃とスモモの摘果方法や病気の予防についての講義を行いました。

この講座は、JA管内に住む新規就農者や就農を目指す方など、農業を学びたいと考えている女性に向け、農業技術の習得・向上を目的に行っています。

桃の樹を前にした講習では、参加者から「風で実が落ちやすいのはどうしたらいいか」「摘果作業で残す実はどう選別したらいいか」などと様々な質問が上がっていました。

同講座は「モモ・スモモ」「ブドウ」「オウトウ」の3コースがあり、今年度は昨年の1.5倍程となる、のべ87人の申し込みがありました。

この他、JAは新規就農者や兼業農家に向け果樹栽培の基本的な技術を教える「果樹支援講座」も開講していて、地域農業の活性化を図っています。

事務局を務める生活指導課五味広子次長は「現在の農家に女性の力は無くてはならないものです。農業を受け身でするのではなく、女性目線で積極的に行って欲しいと思います」と話しました。

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