小麦「ゆめかおり」収穫 南湖支所管内(21.6.2)
2021.06.04
JA南アルプス市南湖支所管内の米農家、飯窪拓也さん(36)のほ場で6月2日、例年よりも1週間ほど早く小麦「ゆめかおり」の収穫作業を行いました。
飯窪さんは米の裏作として約170aのほ場で小麦を生産しています。
「ゆめかおり」はグルテンの量や質がパンに向き、強くて伸びのある生地を形成出来るため、強力粉用の品種として人気があります。
飯窪さんは両親と共に農業に従事しており、5年前から小麦の生産を始めました。
南湖支所管内はトマトやキュウリ、水稲の生産が盛んですが、小麦の生産者は飯窪さんのみです。
収穫量は例年7.6tほどで、「天気の兼ね合いもあるので数日で刈り取る。刈り取りでは土が飛んでくるのでマスクやメガネが必須」と話し、両親と協力しながらコンバインを使って作業していました。
飯窪さんが生産した小麦は、JA山梨みらいへ出荷をする他、クラフトビールの生産業者にも提供しています。