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サクランボ盗難防げ パトロール強化(21.6.4)

車から降りてサクランボ園の様子を確認する手塚次長

 

サクランボの収穫最盛期を迎え、JA南アルプス市と南アルプス警察署は盗難を防ごうとパトロール活動を強化しています。

6月3日には同JA管内でサクランボの盗難事件が発生し逮捕者も出ており、警戒を強めています。

6月4日にはJA車両に青色の回転灯を付けた青色パトロール車で、同JA管内のサクランボ園を巡回しました。

盗難被害は夜間や早朝が多いが、どの時間帯でも起きる可能性があるため、JAは時間や回数を決めず巡回をしています。

当JAは農作物の盗難を防ぐため、2018年に全国で初めて「盗難抑止システム」を地域全体で導入、被害件数を8割以上減らす事に成功しました。

しかし未だに毎年盗難被害が発生しており、JAはパトロール強化や同システムの改良を進め、被害ゼロを目指しています。

営農指導部手塚英男次長は「啓蒙活動として同署と合同巡回を行なうことで、少しでも盗難被害に遭う農家が減ってほしい」と話しました。

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