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夏山登山シーズンに向け物資の荷揚げ(21.5.30)

用意した物資を運ぶヘリコプター

 

JA南アルプス市は5月28日と30日、日本第2位の高峰「北岳」の山小屋へ向け、米や野菜などの荷揚げ作業を行いました。

南アルプス市内の広河原から北岳の標高2~3千mにある山小屋「肩の小屋」と「両俣小屋」へ向け、ヘリコプターで物資を送り山小屋の営業に備えるもので、当JAの支所を旧芦安村に開所した1980年頃から続いています。

この日は「両俣小屋」へ提供する野菜や豆炭など約200kgを用意、JA職員2名が物資を運び込みました。

ヘリコプターは強風や天候不順の場合は飛ばすことが出来ないため、天候が比較的安定している早朝に荷揚げを行っており、職員は朝5時にJA源支所を出発し片道1時間半かけ作業を行いました。

今後も開山前から夏山シーズンにかけ、定期的に物資を運び込む予定です。

6月26日には広河原で開山祭が行われ、本格的な登山シーズンが始まります。

経済事務課小沢武裕課長は「昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で登山が中止となってしまったため、2年ぶりの荷揚げとなった。感染症対策で山小屋も大変だと思うが、少しでも助けになれば」と力を込めました。

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