スモモ「大石早生」初出荷 玉張り良く高品質(21.6.11)
2021.06.11
落合共選所で6月11日、スモモの品種で一番早い「大石早生」の統一共選がスタートし、赤く色づいたスモモが次々と運び込まれました。
初出荷は昨年より6日早く、約1.1㎏を全国各地の市場に出荷しました。
手塚隆営農指導員が集荷したスモモの着色や大きさ、葉で摺れた傷の有無などを検査しました。
手塚指導員によると、今年は天候に恵まれたため玉張りも良く、品質の良い果実が期待出来るという事です。
営農指導部手塚英男次長は「作柄では必要着果量は確保出来ているので、天候が安定し豊作となるように期待したい」と話しました。
南アルプス市はスモモ生産量日本一を誇る産地で、落合地域は「世界一重いスモモ」としてギネス世界記録に登録されている「貴陽」とその枝変わり品種「皇寿」の発祥の地です。
今後ソルダム、サマーエンジェル、貴陽、皇寿などがリレー形式で生産されます。
当JAは今年度、スモモ全体で1,250tの販売を計画しています。