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露地桃が初出荷 昨年より3日早く(21.6.14)

桃の選果をする共選所職員

 

JA南アルプス市豊共選所で6月14日、露地栽培の桃の統一共選が始まりました。

天候が安定し暖かい日が続いたため、昨年より3日早い開始となりました。

約4.5tの桃が同共選所に持ち込まれ、全国の市場に出荷されました。

この日出荷したのは極早生種の「ちよひめ」で、透過式光センサーを通し、糖度や形状、着色などの検査を行いました。

昨年は当JA管内でせん孔細菌病の被害が確認され、桃の出荷量に影響がありましたが、今年は影響が少なく、出荷時点においては順調な滑り出しとなりました。

営農指導部手塚英男次長は「昨年より果実の状態が良いので、天候が安定したまま収穫時期を乗り切りたい」と話しました。

6月21日には豊共選所で桃の開所式を行い、今シーズンの桃の販売成功を祈願します。

JAは今年度、桃全体で約1,150tの販売を計画しています。

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