JA南アルプス市が4パーミル・イニシアチブ認証 地球温暖化抑制に貢献(21.7.19)
2021.07.26
山梨県は7月19日、山梨市の果樹試験場で全国初の4パーミル・イニシアチブ農産物認証制度の認証授与式を行い、JA南アルプス市が初の認証を受けました。
この制度は、地球温暖化抑制に貢献する「4パーミル・イニシアチブ」に農業分野で取り組む個人、団体を認証するものです。
認証を受けた団体、個人は農産物や加工品のブランド価値が高める認証ロゴマークなどの使用が認められます。
認証は、炭素貯留量の実績を算定して基準を満たした農場の生産物に与えられる「アチーブメント(実績・成果)」と、炭素貯留量が確実に見込める計画を認証する「エフォート(取り組み・計画)」の2種類で、当JAはエフォート認証を受けました。
団体では当JAの他、JAふえふき、JAフルーツ山梨など6団体、個人では山梨市や笛吹市の果樹農家3人が認定されました。
認証書授与式では、長崎幸太郎県知事が当JA中澤豊一組合長に認証書を手渡しました。
長崎知事は「脱炭素社会の実現の先駆者として活躍してほしい」と出席者を激励しました。