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種なし巨峰の出荷開始(21.7.30)

ブドウの検査をするJA営農指導員

 

JA南アルプス市の3つの共選所で7月30日、種なしブドウ「巨峰」の統一共選が始まりました。

このうち藤田共選所には2軒の生産者から28.5㎏が持ち込まれ、JA営農指導員が玉張りや着色などを細かく検査しました。

今年は春先から温暖な気候が続き生育が早まる傾向にありましたが、5月の低温の影響で、昨年とほぼ同じタイミングで出荷開始となりました。

当JA管内はブドウの生産が盛んで、「巨峰」は3年前に「シャインマスカット」が当JAのブドウの品種別生産量1位となるまでは、長く首位を保っていました。

現在も盆前時期などの需要が高く、主力品種の1つとなっています。

営農指導部手塚英男次長は「7月の定期的な降雨が続いたことで、巨峰を含む黒系ブドウの品種は順調に着色し、無事出荷を迎えることが出来た」と話しました。

「巨峰」は盆明けまで出荷が続く予定で、JAは今年度、ブドウ全体で約1,570tの販売を計画しています。

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