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初夏の味覚出荷開始 ハウスサクランボ(22.4.20)

サクランボの検査をするJA職員

 

百田共選所で4月20日、県下で初めて今期のハウスサクランボの出荷が始まりました。

この日は手塚政廣さんのハウスで収穫された早生品種「高砂」960gが持ち込まれ、営農指導員による検査を経て京浜市場に出荷されました。

今期サクランボの生育状況は平年並みで、天候も順調に経過しJAの基準に沿った高品質の果実が生育されています。

県内のハウスサクランボの栽培面積は、施設の加温に使用する重油の高騰などの影響で、昨年より5a減の169aとなりました。

JA全農やまなし担当者によると、今期のハウスサクランボの出荷計画は県内全体で7400㎏、その内「高砂」は2200㎏を計画しています。

母の日需要をめがけて出荷販売を展開して行くという事です。

ハウスサクランボの出荷ピークは5月上中旬で、5月下旬まで楽しめます。

手塚英男営農指導部次長は「休眠期から順調に経過し、着果量も平年並みとなった。果樹のシーズンスタートを占う意味でも良いスタートが切れそうだ」と笑顔で話していました。

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