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桃の粒選出荷始まる(22.6.13)

桃を選果する共選所職員

 

JA南アルプス市豊共選所で6月13日、桃の出荷が始まりました。

極早生種の「ちよひめ」「はなよめ」「希望」の3品種約1tが生産者から持ち込まれ、透過式光センサーで糖度や形状、着色などの検査を行った後、京浜市場を中心に出荷しました。

今年は4月の開花時期から定期的に雨が降り順調に生育したため、一ヵ月前の作柄調査でも結実率が平均98%と良好な数字が出ていました。

その後も天候が安定していた事と、2年前に管内で広く被害を受けたせん孔細菌病の被害が激減した事で、高品質の桃を昨年とほぼ同じ時期に出荷する事が出来ました。

JAによると、今後も気温が上がってくれば生産量も期待出来るという事です。

営農指導部手塚英男次長は「同病が収束に向かい、昨年よりも収穫量が回復する見込みです。晩成種まで安定した出荷に期待したい」と話しました。

6月24日には同共選所で桃の開所式を行い、本格的に桃の出荷シーズンがスタートします。

当JAは今年度、桃全体で約1,400tの販売を計画しています。

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