窓口で電話詐欺被害を防いだとして、南アルプス警察署で６月１０日、ＪＡ南アルプス市豊支所（葛窪滋樹支所長）と五味裕一郎職員に同署から感謝状が贈られました。

豊支所によると、６月２日午後２時５０分頃、６０代男性が現金５０万円を振り込むために来店。

男性は店内で携帯電話を使っており、会話内容を不審に思った五味職員が事情を聞いたところ、男性が「動画サイトの未払い金があると言われ、今日中に振り込むと料金の大半が戻ってくると言われた」などと話したため、同署に通報し、被害を未然に防ぎました。

五味さんは６月１３日に組合長に報告に訪れ、「利用者の財産を守ることが出来て良かった。引き続き意識して業務に取り組みたい」と話しました。

当ＪＡでは同署の協力の下、毎年防犯訓練を実施しており、昨年は初めて電話詐欺の被害を防止する訓練を行っています。

肥后久金融共済部長は「電話詐欺被害の防止については日頃から窓口でも注意しており、今回未然に防ぐ事が出来た。利用者の皆様には安心して窓口に来てほしい」と話しました。