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露地シャインマスカット始まる(22.8.24)

持ち込まれたシャインマスカットを検査するJA職員

 

若草共選所で8月24日、露地ブドウ「シャインマスカット」の統一共選が始まりました。

初日は生産者から365㎏が持ち込まれ、検査を経て全国の市場に出荷しました。

当JAでは、同品種の作付面積が15ヘクタール以上となり、2018年には出荷量が「巨峰」を抜いてブドウの中で首位に立ちました。

生産者も700人を超え、県内でも有数の産地となっています。

営農指導部によると、今年は生育が順調で、昨年と比べ糖度の上がり方が早いため、9月上旬から中旬にかけて出荷ピークになると予想しています。

また、今年は果実の大量盗難が県内各地で発生しており、同品種の生産者は警戒を強めています。

果実の盗難対策としてJAが2018年から組合員に貸し出している「果樹盗難抑止システム」は、所有する30台すべてが貸し出され、順番待ちをしている状態です。

当JAはパトロールを強化し、県の補助事業を活用して防犯カメラを販売するなど、対策を進めています。

営農指導部手塚英男次長は「昨年より糖度が高く、甘味の強いブドウに仕上がっている」と話しました。

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