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ブドウ期待の新品種「甲斐ベリー7」 生産者ら試食検討(22.9.7)

甲斐ベリー7を試食する参加者

 

JA南アルプス市と葡萄専門委員会は9月7日、山梨県オリジナル品種「甲斐ベリー7」の試食検討会を開きました。

「甲斐ベリー7」は「シャインマスカット」と「サニードルチェ」を掛け合わせて県果樹試験場が開発した品種で、今年1月に品種登録されました。

豊かな香りと高い糖度が特徴で、皮が薄く、種がないので丸ごと食べることが出来ます。

試食した参加者の食味に対する評価は高く、JA職員は「特有の濃厚な甘みと香りがあり、品のある味わい。他のブドウとの違いを感じる」と話しました。

その他、着色させるための技術や1枝に対する房数の調整など、栽培方法について意見が交わされました。

葡萄専門委員会の深沢文男委員長は「新品種の現物で品質等をしっかり確認してほしい」と挨拶しました。

当JAでは、現在までに430本の苗木を組合員に供給して来ました。

手塚英男営農指導次長は「県オリジナル品種の赤系ブドウとして、シャインマスカットに次ぐ、ブドウ販売の起爆剤となって欲しい」と期待を寄せています。

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