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ブドウ新品種「甲斐ベリー7」初収穫へ(22.9.15)

初めて実った「甲斐ベリー7」を確認するJA職員

 

JA南アルプス市の組合員の園地で、今年品種登録されたばかりのブドウ「甲斐ベリー7」が初めて実り、まもなく収穫を迎えます。

9月15日、JAの営農指導員が園地を訪れ、3年目の木に実った2房の状態を確認しました。

9月末に収穫する予定ですが、今年は出荷出来る数量に届かないため、販売する予定はないという事です。

「甲斐ベリー7」は「シャインマスカット」と「サニードルチェ」を掛け合わせて県果樹試験場が開発した県オリジナル品種で、「サニードルチェ」の豊かな香りと、「シャインマスカット」の皮が薄く種がないといった特徴を持ち、酸味が少なく食べやすい事から次世代の有力品種として期待されています。

JAは3年前から同品種の苗木の取り扱いを始め、現在までに430本を組合員に供給しています。

JAは最初の年に供給した木が安定して実を付ける2023年から、市場に出荷する事を目標にしています。

園地を訪れた営農指導部手塚英男次長は「栽培技術を普及し、ブランド化を進めたい」と話しました。

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