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あんぽ柿出荷始まる(22.10.7)

持ち込まれたあんぽ柿を検査するJA職員

 

百田共選所では10月7日、あんぽ柿の統一共選が始まり、200㎏が5軒の生産者より持ち込まれました。

昨年より3日遅い出荷となりましたが、今年は原料柿が豊作傾向にあり、あんぽ柿の出荷量も期待できるという事です。

南アルプス市内では204名の農家が生産しています。

この日はすべて平核無(ひらたねなし)のあんぽ柿で、担当職員が乾燥の度合いや色合いなどを厳しく検査した後、全国各地の市場に向け出荷しました。

「あんぽ柿」は皮をむいた渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させたもので、一般的にころ柿よりも水分量が多く、和菓子のようなとろりとした食感が特徴です。

当JAでは古くから生産が盛んで、管内で生まれた柿の品種「大和百目」や「勝平」なども多く製造されています。

営農指導部手塚英男次長は「今年は開花の時期から好条件に恵まれ、台風の影響もなく主力品種は豊作となっている。全体的に小玉傾向にあるものの、良質のあんぽ柿が期待出来る」と期待を寄せています。

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