ＪＡ南アルプス市では万が一の事態に備え、南アルプス警察署協力のもと防犯訓練を定期的に行っています。１２月８日には白根八田支店にて訓練を行いました。

訓練は支店窓口に強盗が来たという設定と、電話詐欺に遭っている高齢者が窓口で現金を下ろしに来た設定で行い、支店長を中心に対応しました。

強盗の設定では、２人組の強盗犯役の警察官が入口から侵入し、拳銃やナイフで職員を脅してボストンバッグに現金を入れさせ、逃走しました。

支店長が「強盗だ！」と叫んで犯人を追跡すると同時に、すみやかに警察に通報するなどの対処をしました。

電話詐欺の設定では、高齢者役の警察官が２００万円を下ろしたいと来店しました。使い道を言い渋るなど不審な様子だったため、警察に応援を要請しながら到着までの時間を稼ぎました。

同署生活安全課松尾課長は講評で「電話詐欺に遭っている人は焦っている事がほとんど。椅子に座らせるなど落ち着かせて話しを聞き、異常を感じたら警察に連絡してほしい」と話していました。