ＪＡ南アルプス市は５月１１日、管内のブドウ園で今年度の果樹女性講座ブドウコースを開講しました。

新規就農者や就農を目指す女性の技術習得・向上を目指し、１０年以上続く講座で、今回からは講師も女性が務めています。

講師は山梨県中北農務事務所の鶴田茜技師で、３０人が参加しました。

資料を使った気象状況、病害虫対策と、新梢管理・房づくり・ジベレリン処理前後の管理について、実演しながら講義を行いました。

ブドウ「クイーンニーナ」の房を実際に剪定し、参加者からは「枝分かれした房でどの実を残すか選び方を教えて欲しい」などの質問が挙がっていました。

新聞等で報道されているシャインマスカットの開花異常（未開花症）についても触れ「ＪＡ管内での発生報告は少ないが、発生が複数見られた場合はＪＡなどに相談してほしい」と話しました。

同講座には他に「モモ･スモモ」「オウトウ」の計３コースがあり、今年はのべ９９人が受講しています。※途中参加も出来ます

講座についてお問合せ先

ＪＡ南アルプス市　生活指導課　055-283-7135　まで