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防犯パトロール開始 警察、JAなど合同(23.5.25)

啓発チラシを受け取る農家の清水さん(右)

 

南アルプス市内で25日、果樹盗難防止パトロールが始まりました。

南アルプス警察署員やJA役職員など約50名が出席し、農作業中の農家や市民に注意を呼びかける活動を行いました。

南アルプス市はサクランボや桃など果樹栽培が盛んで、昨年は果樹の盗難被害が23件発生しており、警戒を強めています。

啓発活動は南アルプス警察署と当JA、防犯協会、警友会などが合同で行い、出発式のあと参加者が3つの班に分かれ、市内を巡回して農家に声を掛けながら啓発チラシを渡しました。

桃の木を手入れしていた専業農家の清水太郎さんは「果物は年に1回しか収穫出来ないので、盗まれると収入も大きく変わり痛手だ。パトロールの車が通ったり、JAが見回ってくれていると安心する」と話しました。

また食品スーパーでは買い物客に声をかけ、畑の周りで不審な人や車両を目撃した時の情報提供への協力を求めました。

当JAではパトロールの他、補助金を活用した盗難抑止システムの貸し出し、防犯カメラの販売など、さまざまな対策を講じています。

今後警察、行政、当JAは10月まで夜間を中心にパトロールをして警戒にあたります。

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