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海ごみゼロに協力 直売所に資源回収箱(23.7.27)

資源ごみ回収ボックスとのぼり旗を設置するJA職員

 

海の環境保全を目的に、県内の環境団体や行政機関、企業などでつくる「海なしやまなし発! 海ごみZEROプロジェクト実行委員会」は7月27日、JA南アルプス市が運営する道の駅しらね農産物直売所に、資源ごみ回収ボックスと海洋ごみ削減を呼びかけるのぼり旗10本を設置しました。

日本財団が推進する海洋ごみの対策事業の一環で、8月17日まで設置されます。

実行委員会が県トラック協会の加盟社40社に対し「ごみの多い場所(道路)」についてアンケートを行ったところ、延べ104カ所の回答がありました。

中でも直売所沿いの国道52号(甲西バイパス)は最も多い14件の回答があったため、今回の設置に繋がりました。

JA職員6人は、回収ボックスやのぼり旗を直売所敷地内に設置したあと、同バイパス沿いを歩いてごみ拾いをしました。

タバコの吸い殻や食べ物の包装紙が多く、中にはごみを入れたビニール袋ごと捨てられているものもありました。

総務部斉藤孝部長は「直売所が賑わうこの時期にボックスを設置する事で、お客様にはごみについて考えるきっかけにして欲しい。私達JAも一緒に取り組んで行きたい」と話しました。

資源ごみ回収ボックスは、山梨県出身の漫画家吉沢やすみさんの代表作「ど根性ガエル」に登場する「ピョン吉」をかたどっていて、口からペットボトルなどの資源ごみを入れられるようになっています。

実行委員会は、1週間おきに回収ボックスを中身が見えるタイプに変更し、異物の混入状況などを調べるとしています。

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