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ハウスサクランボ初収穫 19日初出荷(24.4.18)

サクランボを摘み取る手塚さん

 

JA南アルプス市で4月18日、全国に先駆けて県内初のハウスサクランボの収穫が始まりました。

西野地区の農家、手塚政廣さんのハウスで「佐藤錦」を収穫。4月19日にJAを通じて都内の市場に出荷されます。

例年早生品種の「高砂」から出荷が始まりますが、今年は手塚さんの施設で1本の佐藤錦の生育が良かったため、初めて佐藤錦がスタートを切りました。

JA全農やまなしによると、ハウスサクランボは百貨店やスーパーで1パック(80g)800円前後で販売されるということです。

赤く色づいた実を丁寧に摘み取った手塚さんは「3月に気温が下がり、燃料の供給など苦労したので、無事に収穫できてほっとしている。美味しいサクランボを消費者に届けたい」と話しました。

ハウスサクランボは5月上旬にピークを迎え、5月下旬まで出荷が続きます。

営農経済部手塚英男次長は「今年も無事ハウスサクランボで果樹シーズンの先陣を切ることが出来た。モモやスモモ、ブドウなどこれに続く果実の出荷も期待している」と話しました。

南アルプス市には現在4軒のハウスサクランボ農家があり、3軒がJAへ出荷しています。

当JAは今年度、ハウス、露地を含めたサクランボ全体で約82tの販売を計画しています。

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