当ＪＡ落合共選所で６月１２日、スモモの統一共選がスタートし、赤く色づいた極早生種の「大石早生」が次々と運び込まれました。

営農指導員が集荷したスモモの着色や大きさ、葉で摺れた傷の有無などを検査し等級を決定しました。

この日は約１．５ｔを全国各地の市場に出荷しました。

今年は開花の時期より天候条件が良く、昨年に比べ玉張りも良好で高品質のスモモが出来ています。

営農経済部手塚英男次長は「スモモはこれから約３か月間、品種が変わりながら出荷が続く。夏果実の先陣を切っての出荷となるので期待したい」と話しました。

南アルプス市は様々な品種のスモモを生産しており、特に落合共選所のある落合地域は「世界一重いスモモ」と言われている高級品種「貴陽」、その枝変わり品種「皇寿」が産まれた管内有数の産地です。

今後ソルダム、サマーエンジェル、貴陽、皇寿とリレー形式で生産されて行きます。

当ＪＡは今年度、スモモ全体で１，３００ｔの販売を計画しています。