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桃の出荷スタート(24.6.12)

持ち込まれた桃をセンサーに載せる共選所職員

 

JA南アルプス市豊共選所で6月12日、桃の粒選出荷が始まりました。

南アルプス市は山梨県内で有数の桃産地で、当JAが取り扱う果実の中で最も出荷数量が多いです。

天候の影響で生育が心配されたが、高品質の果実が期待されています。

12日は極早生種の「ちよひめ」約3.5tが生産者から持ち込まれ、透過式光センサーで糖度や形状、着色などの検査を行った後、各地の市場に出荷しました。

今年は開花前に低温による凍霜害があり、結実への影響が心配されましたが、JAが人工授粉の徹底や摘蕾、摘果などの作業を天候に合わせて指導し、ほぼ平年の結実量が確保出来ました。

営農経済部手塚英男次長は「春先から収穫に至るまでに農家の苦労が多かったが、手間暇かけた分良い果実が出来たと思う」と期待を込めました。

今月下旬には豊共選所で桃の開所式を行い、本格的に桃の出荷シーズンがスタートします。

当JAは今年度、桃全体で約1,400tの販売を計画しています。

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