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農業法人で桃初収穫(24.7.10)

桃を収穫する桃をあぐりファーム社員

 

JA南アルプス市が出資し今年6月に設立した農業法人「株式会社あぐりファームJA南アルプス市」(以下あぐりファーム)が7月10日、市内の園地で桃を収穫しJAに出荷しました。

あぐりファームとしての農産物の出荷は初めてです。

あぐりファームは他にブドウ、キュウリも栽培しており、収益化を目指しています。

出荷したのは桃「あかつき」約140㎏で、10aの園地であぐりファーム社員3人が収穫しました。

事情があり栽培できなくなった農家から園地を借り受け、あぐりファームが設立準備を進めていた昨年秋から管理しています。

他にも同様に桃園26a、ブドウ園10a、キュウリ施設12aを農家から借り受けており、順次出荷する予定です。

あぐりファームは農産物の生産・販売、耕作放棄地を管理し農園として再生する農地の維持管理、後継者不足の解消に取り組む担い手育成の3つを柱に、当JAが50%以上出資して設立しました。

当JAから出向した職員を中心に、3年後の事業黒字化を目指しています。

あぐりファーム名取幸彦専務は「法人として初めて収穫を迎え、良い品質の桃が出来てほっとしている。今後も管理する園地を広げ、収益を確保して行きたい」と話しました。

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