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大玉スモモ「皇寿」初出荷(24.8.2)

持ち込まれた皇寿を検査するJA営農指導員

 

JA南アルプス市百田共選所で8月2日、希少な大玉スモモ「皇寿(こうじゅ)」の出荷が始まりました。

初日のこの日は約650㎏が生産者から持ち込まれ、営農指導員が着色や傷の有無などを確認し全国各地の市場へ出荷しました。

皇寿は世界一重いスモモとして有名な「貴陽」の枝変わり品種で、収穫時期が貴陽に比べ20日ほど遅く、大きいものは300グラムを超えるほど大玉なのが特徴です。

貴陽と同じく糖度が15~18度ありジューシーな味わいで人気がありますが、比較的新しい品種のため生産者が少なく、生産量の増加が期待されています。

今年は開花期の3月に低温があり作柄が心配されましたが、その後天候が安定した事や摘果作業の指導により回復し、生産量は平年並みの13t程度を見込んでいます。

営農経済部の手塚英男次長は「収穫期の平均気温の高さと安定した天候により、糖度が高く高品質の果実を出荷することが出来た」と話しました。

皇寿は8月中旬まで出荷が続く予定で、当JAは今年度、スモモ全体で約1,300tの販売を計画しています。

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