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盗難抑止センサー貸し出し シャインに向け最盛(24.8.8)

シャインマスカットの園にセンサーを設置するJA職員

 

人気ブドウ「シャインマスカット」の出荷が近付く当JAでは、果樹の盗難を防ぐ盗難抑止システムのセンサー設置を急ピッチで進めています。

8月8日にはJA職員が4カ所の園地に設置を完了しました。

当JAは新旧型合わせて計60セットの同機器を所有しており、新型30セットはすべて設置、旧型も20セットを貸し出しています。

盗難抑止システムは園地に設置したセンサーが侵入者を検知すると、警告音と共に赤いランプが点滅し、生産者に侵入を知らせるメールが送信される仕組みです(旧型はメール通信なし)。

盗難被害を未然に防ぐために当JAと企業が6年前に開発し、希望する組合員に有料で貸し出しています。

当JAでは、今年度サクランボやスモモ等で11件の盗難被害を確認しています。

昨年よりも件数が増えましたが、大量に盗まれる事例は減っています。

盗難抑止システムが周知された他、防犯カメラの普及や防犯パトロールの効果もあり、盗難者がリスクの高い行動を避けていると推測されます。

当JA営農経済部手塚英男次長は「盗難被害に遭った園を中心に利用を勧めたい」と話しています。

盗難抑止システムの利用料は1万8千円(月/税込)で、県の補助金などを活用しランニングコストのみの料金で運用しています。

シャインマスカットは8月18日から出荷を開始する予定で、10月中旬頃まで続く見込みです。

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