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あぐりファームでキュウリの栽培を始めました(24.8.21)

キュウリの苗を植えるあぐりファーム社員

 

JA南アルプス市が出資し令和6年6月に設立した農業法人「株式会社あぐりファームJA南アルプス市」(以下あぐりファーム)は8月21日、南アルプス市南湖地区のビニールハウスでキュウリの栽培を始めました。

これまで桃、ブドウを生産しているあぐりファームが野菜を生産するのは初めてです。

果樹の農作業が少なくなる時期に野菜を栽培することで、効率的に業務を行います。

この日は計12aのビニールハウスでビニールハウス社員6名がキュウリ苗約760本を植え付けました。

ビニールハウスは事情があり栽培が出来なくなった農家から借り受けています。

今後は9月下旬から収穫を始め、7tの出荷を見込んでいます。

南湖地区では昔からキュウリやトマトなど野菜生産が盛んですが、農家の高齢化などで生産量が減少しており、2020年からは近隣の産地と共に統一販売を行っています。

一方で新規就農者は増加傾向にあり、あぐりファームは野菜の栽培を通して産地の維持に貢献したいと考えています。

あぐりファーム名取幸彦専務は「南湖地区は釜無川が近く水が豊富で、野菜の栽培に適している。産地を守り会社として利益が出るように頑張りたい」と話しました。

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