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キュウリ最盛期 農業法人で初収穫(24.9.27)

キュウリを収穫する名取専務

 

今年6月に設立された農業法人「株式会社あぐりファームJA南アルプス市(以下あぐりファーム)」では現在、秋作キュウリが最盛期を迎えています。

9月27日には、朝からあぐりファームが管理するビニールハウスで社員2人が収穫作業を行い、約200㎏を当JA南湖共選所に持ち込みました。

あぐりファームはこれまで桃、ブドウを出荷しており、野菜の生産は初めてです。

生産量が減少傾向にある当JAの産地維持に貢献したい考えです。

ハウスのある南湖地区はキュウリやトマトなど野菜生産が盛んですが、農家の高齢化や後継者不足などの影響で地域全体の生産量は年々減少しています。

この施設も事情があり栽培が出来なくなった農家から計12aを借り受けています。

収穫したあぐりファーム名取幸彦専務は「初のキュウリ栽培だが、施設の持ち主の農家やJAの営農指導員からの指導もあり、順調に収量が伸びている。出来るだけ多く出荷出来るよう頑張りたい」と話しました。

当JAは今年、秋作キュウリで約400t、キュウリ全体で約900tの販売を計画しています。

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