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あんぽ柿初出荷(24.10.10)

持ち込まれたあんぽ柿を確認するJA職員

 

百田共選所で10月10日、特産品であるあんぽ柿の統一共選が始まり、約270㎏が生産者より持ち込まれました。

この日はすべて施設乾燥で製造された平核無(ひらたねなし)のあんぽ柿で、昨年より1日遅れで出荷開始となりました。

今年は一部の品種で着果量がやや減少したものの、その他は平年並みの着果量が確保出来たため、出荷量も期待出来ると考えています。

南アルプス市内では現在198軒の農家が同品を生産しています。

あんぽ柿は皮をむいた渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させたもので、一般的にころ柿よりも水分量が多く、和菓子のようなとろりとした食感が特徴です。

当JAでは古くから生産が盛んで、管内で生まれた柿の品種「大和百目」や「勝平」なども多く製造されています。

営農経済部手塚英男次長は「同品の製造においては、約40軒の農家が温暖化に対応した施設乾燥を導入しており、安定した品質の出荷を期待している」と話しました。

当JAは今年度、あんぽ柿と枯露柿で約180tの販売を計画しています。

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