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柿最盛期 トマト選果機で効率化(24.11.6)

トマトの選果機を流れる柿を箱詰めする共選所職員

 

JA南アルプス市は11月上旬、甘柿の出荷最盛期を迎えました。

南湖共選所では、春から夏に稼働するトマトの選果機を使って柿を選果、出荷することで、農家の省力化に繋げています。

南湖共選所管内はトマトの生産が盛んで、当JA内で唯一トマト選果機を所有しています。

他共選所は箱詰した状態で生産者が持ち込みますが、南湖共選所ではトマトの農閑期も選果機の有効利用を考え、同管内で生産が盛んな甘柿の選果機として活用しています。

南湖共選所では10月21日から甘柿の共選出荷が始まり、取材に訪れた11月6日は約1tの「富有柿」を生産者が持ち込みました。

共選所職員が選果機でサイズごとに選別した後箱詰めしました。

甘柿は11下旬まで出荷が続く予定です。

南湖共選所販売担当職員は「箱詰めの手間がかからないので生産者には好評で、JAとしても大きさを自動で選別してくれるので検査がやりやすい。どちらにもメリットがある」と話しました。

当JAは甘柿の他、あんぽ柿や枯露柿の生産も盛んで、今年度は甘柿で約60t、柿全体で約180tの販売を計画しています。

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