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夏山シーズン本番、北岳の山小屋「肩の小屋」へ荷揚げ (H22.7.18 南アルプス市広河原にて)

 JAこま野は7月18日、日本で2番目の高さを誇る、南アルプス連峰の北岳、その山小屋「肩ノ小屋」へ食料品や、日用雑貨、小屋の補修用の木材などの荷揚げを行いました。

食料の荷揚げ 6月の26日に開山祭が行われ、本格的な夏山シーズンが始まった北岳、その登山口である南アルプス市広河原より、ヘリコプターを使い、山小屋まで荷物を届けるもので、毎年夏山シーズンの期間中に行っています。

 今回運んだ荷物は、食料品や日用品を中心に約3t、今年度はシーズン中に7回の荷揚げを予定しています。

 ヘリコプターに1トン以上の荷物を吊り荷揚げを行うため、天候が安定し視界を確保できなければ飛ぶことはできません。

 山岳地帯の奥地にあり、肩の小屋の標高が3000mと非常に高いことから、天候は不安定。麓の広河原まで一番近い源支所から約1時間半かけ、ヘリポートまで荷物を運びますが、天候の回復を一日待ち、回復しなければそのまま荷物を積んで帰る事も珍しくありません。

 荷揚げに参加したJA職員は「今回も一度中止がありました。食料品があるので心配したが、無事にヘリコプターが飛び、荷物が山小屋に届いて何より。後は登山者に事故が無いように願います」と登山者の安全を願っていました。

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