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春作キュウリの定植始まる あぐりファーム(25.2.20)

キュウリ苗を植え付けるあぐりファーム社員

JA南アルプス市の子会社「(株)あぐりファームJA南アルプス市」(以下あぐりファーム)で20日、春作キュウリの定植作業が始まりました。

約6aのハウスで社員5人がキュウリ苗374本を植え付けました。

3月中旬までに計748本を植え付ける予定で、高品質なキュウリの生産を目指します。

あぐりファームは昨年6月に発足し、春作キュウリ栽培は初めての試みです。

昨年の秋作キュウリは12aのハウスで約10tを収穫し、市場出荷と同JAが運営する直売所で販売しました。

ハウスは釜無川に近い南湖地区にあり、昔からトマトやキュウリなど野菜の栽培が盛んな地域です。

しかし農家の高齢化などで野菜の生産量が減少しており、産地の維持が課題となっています。

あぐりファームでは、栽培が困難になった農家からハウスを借り受けて生産するほか、収穫体験イベントを開くなど、産地の維持と知名度の向上を目指して活動しています。

あぐりファーム望月浩二課長は「昨年の初のキュウリ栽培では、近隣の生産者からアドバイスをもらい、想定よりも多く収穫することが出来た。春作も引き続きご指導いただきながら、高品質化・収量増加を目指したい」と話しました。

 

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