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奨励果樹苗木を供給 改植進める(25.3.11)

奨励品種の果樹苗木を運ぶJA職員

 

JA南アルプス市は、特産品である桃やブドウなどの果樹の中から、

食味の良さや病気に強いなど優れた特徴を持つ品種を奨励品種に定め、増殖および増産を進める果樹振興事業に取り組んでいます。

果樹振興事業に共同で取り組む南アルプス市と協議し選ばれた品種は、現在6品目13品種に及びます。

果樹振興事業ではJAが品質基準を満たした苗の育成を事業者に委託し、組合員へ供給する際に同市が助成を行っています。

3月11日には当JAが所有する園地にて、JA職員が果樹苗木の分配作業を行い、組合員から予約注文を受けた約570本を各購買店舗へ配送しました。

今回供給したのはスモモ「皇寿」、サクランボ「アルプス紅扇」など5品種です。

特に「シャインマスカット」が人気で、約300本の注文がありました。

今年度の奨励品種の供給は、昨年12月と合わせて約6,000本となりました。

JAと市は、奨励品種の増殖、改植が進むことで、高品質な果実の増産による地域の果樹産業の発展を目指しています。

営農経済部手塚英男次長は「今年度は果樹苗の不足から、昨年に追加して苗木の供給を行った。耕作面積の拡大に期待したい」と話しました。

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