ハウスサクランボ初収穫(25.4.24)
2025.04.24

JA南アルプス市で4月24日、全国に先駆けサクランボの収穫が始まりました。
南アルプス市百田地区の農家、秋山仙一さん(70)が自身の加温ハウスで早生品種「高砂」を収穫しました。
4月25日にJAを通じて京浜市場を中心に出荷されます。
赤く色づいた実を丁寧に摘み取った秋山さんは
「今年は天候にも恵まれ、例年通り初夏の香りを感じるような美味しさに仕上がった。施設の温度管理は大変だったが、順調に収穫の日を迎えられた」と安堵の表情を見せていました。
また今季は3月に高温が続いたため、例年に比べると加温のための燃料の使用量は抑えられたと話していました。
南アルプス市内はサクランボの栽培が盛んで、露地サクランボは5月中旬に極早生種の出荷が始まるため、平地の南限産地と言われています。
ハウスサクランボは5月上旬にピークを迎え、5月下旬まで出荷が続きます。
当JAは今年度、ハウスと露地を含めたサクランボ全体で約39tの販売を計画しています。