今沢忠文市長へTPP参加に反対する要請書を提出しました (H23.3.9 南アルプス市役所にて)
2011.03.10
JAこま野は9日、南アルプス市役所を訪れ、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加に反対する要請書を、今沢忠文南アルプス市長へ手渡しました。
米山敏彦組合長は政府が、交渉参加の検討を行っているTPPについて「外国産が大量に入ってくることで、農業はもちろん、農業以外も大きな影響を受ける」と多くの産業が大打撃を受ける事を説明、「機を見て(交渉参加反対の)働きかけをお願いしたい」と話しました。
TPP交渉への参加反対の理由として要請書では、「TPP締結による関税などの撤廃により、日本の農業は壊滅的な打撃を被るのは明らか」と指摘、「国内・県内生産は崩壊の一途を辿る」としています。
これに対し、今沢忠文市長は「事の重大さは理解しています。できる限り協力したい」と応じました。
現在JAではTPP交渉参加反対に向け「1千万署名活動」を展開している。また5月には南アルプス市議会に請願書を提出する予定です。