JAこま野果実部会が総会を開催しました (H27.3.12 在家塚支所にて)
2015.03.13
JAこま野は3月12日、同JA在家塚支所(南アルプス市在家塚)にて平成26年度果実部会総会を行い、108名の部員が参加しました。
この総会は果実の出荷が始まる4月を前に26年度の事業報告並びに27年度の事業計画を決めるものとなっています。
26年度は「貴陽」の品評会が行われ、大田市場で出展品の展示試食即売会を行い、消費拡大を図りました。また、李の新品種「皇寿」の苗専用利用権を結び、南アルプスブランドの育成をはじめました。
販売実績では昨年は2月の大雪や台風等の天候不順により桜桃・李では前年より出荷量が減りました。一方で葡萄は平年並み、桃・柿では前年を上回る出荷となりました。
今年は今も続く雪害の復興に取り組み、昨年を上回る販売量目標を掲げ、採択されました。安全・安心・美味しい農産物の安定的供給、また果樹の品質向上を狙った新品種への改植(夢みずき・皇寿・山梨6号)推進で団地化を図っていく予定です。
同JAの小笠原潤専務も「農協改革が行われるが農業を取り巻く環境は依然として厳しい。農協がどんな方向に向かおうとも人に必要とされ、地域に根差したものにする姿勢を忘れないでいきたい。」と話していました。
総会では議事の他、山梨果樹試験場の研究員による研究成果発表が行われました。