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露地栽培のサクランボの出荷が始まりました。(H26.5.23)

JAこま野では5月23日から、全国に先駆け露地栽培のさくらんぼの統一共選を開始しました。

この日、JAこま野豊共選所には、早生品種の「豊錦」約4㎏が出荷され、営農指導員が品質や大きさを確認、関西方面へ出荷されました。

同JA管内の南アルプス市はさくらんぼ産地の中で南方に位置し、いち早く露地栽培のさくらんぼの出荷が始まります。

出荷最盛期に向けて各農家は本格的な出荷を前に作業に追われています。

当初は冬の寒さにより生育が1週間程度遅れ気味でしたが、天候の回復により昨年より3日遅れの統一共選開始。

営農指導部の中沢部長は「天候・水分量・温度すべてに恵まれ、今年度は豊作の傾向、今後が楽しみ」と話していました。

JAこま野では平成26年度の統一共選による出荷量を245㌧と計画、6月下旬まで、高砂・佐藤錦と出荷が続きます。

また、管内ではさくらんぼ狩りも盛んに行われており、県内外から多くの観光客が訪れ、夏に向け一番にぎわう季節を迎えます。

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